グラム染色をはじめました!

クリニックでは感染関連の患者が多数あります。

こういった診療で、やっぱり問題になるのが抗菌剤の使用についてです。

不必要な抗菌剤は百害あって一利なし。耐性菌が増える、下痢などの副作用はアレルギー反応を起こすなど、クリニックとしては適正使用が大切だと考えています。

そこで、登場するのが、このグラム染色。喀痰や尿検体を約1分程度で染色して、細菌
感染があるかどうかを顕微鏡で確認します。もちろん100%ではないですが、抗菌剤
の必要性を判定するだけでなく、どんな抗菌剤を使用するかにもヒントになります。

時間がかかるので、クリニックでやっておられる先生はおそらく少ないと思います。
でも、1-2分の手間で適正使用ができるなら・・・そうともクリニックは考えます。

抗菌剤が効かないウイルス感染ならば、必要ない薬はいらないですよね?
できる限りの適正使用にこれからも取り組んでいきます。

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