実りの秋、食欲の秋がやってきました。美味しいものが増える季節ですが、健康や糖質が気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか?今月のブログでは、糖質が気になる方でも安心して楽しめるスイートポテトのレシピをご紹介いたします。秋の味覚を楽しみながら、心も身体も元気に過ごしていただければ幸いです。
今回使用するさつまいもは血糖値を上げにくい食品に分類され、血糖値が気になる方でも間食に取り入れやすい食材のひとつです。また消化もゆっくりなので腹持ちもよく、間食に取り入れることで食事の食べ過ぎを防ぐのにも役立ちます。さつまいもは食物繊維やビタミンCなどの栄養素が多く含まれているので、栄養補給も可能です。
食物繊維は水溶性、不溶性どちらも含んでおり、血糖値を上げにくくするだけでなく、整腸作用や血中コレステロール値を低下させる働きなど、さまざまな効果が期待されます。
またさつまいものビタミンCは、でんぷんに守られており熱に壊れにくいため、加熱してもしっかりと摂ることができます。
スイートポテト

1つ25 gあたりの栄養価(概算)
カロリー64kcal たんぱく質 0、8g 脂質 0、93g 炭水化物 14、4g
材料4人分
さつまいも 1本(250g前後) 砂糖 大さじ1と1/2 牛乳(あれば生クリーム) 大さじ3 バター20g
卵黄 1個 卵黄(つや出し用) 1個
作り方
①さつまいもは いちょう切りにして、水に5分さらします。
②耐熱ボウルに①を入れ、ラップで覆って電子レンジ(600w)に8〜9分間、柔らかくなるまでかける。 ③ボウルにさつまいもとバター砂糖を入れ、マッシャーなどでさつまいもをつぶし、牛乳を少しずつ加え混ぜ合わせます。さつま芋がねっとりするくらい(まとまるくらい)で牛乳の量は調整してください。
④俵型に成形し、表面に卵黄を塗ります。オーブントースターで焼き色がつくまで焼きます。


さつま芋が甘くなる仕組み
・デンプンが糖に分解されて甘くなる
さつま芋に含まれる『βーアミラーゼ』とよばれる酵素がデンプンを酵素に変えます。
・電子レンジなら、濡らしたキッチンペーパーで包み600Wで2分、さらに200Wで10分加熱する
・オーブンなら、アルミホイルに包み160℃で1時間30分(予熱せず時間をかけてじっくり加熱する)
・炊飯器なら、さつま芋が浸る程度の水を入れて通常モードで50分加熱する
少し、時間と手間がかかりますが さつま芋がとっても甘く味わえますよ。

カロリーが気になる方は こちらのレシピもおすすめです
『さつま芋をかぼちゃにチェンジ!カロリー控えめスイートパンプキン』
1つ25 gあたりの栄養価(概算)
カロリー38kcal たんぱく質 0、46g 脂質 0、86g 炭水化物 7、4g
材料4人分
材料
かぼちゃ1/4個(340 g) バター 10 g 卵黄 1個分 砂糖 大さじ2 牛乳 大さじ2
卵黄(つや出し用)適量
作り方
①かぼちゃは種とワタをのぞき、皮をきれいにむいて一口大にに切る。
②耐熱ボウルに①を入れ、ラップで覆って電子レンジ(600w)に6分程度、柔らかくなるまでかける。 ③ラップをはずし、熱いうちにフォークなどで滑らかになるまでつぶす。バター、卵黄、砂糖、牛乳を加えてよく混ぜる。(この時水分量を調整しながら混ぜてください。柔らかい時は粗熱が取れたら冷蔵庫で1時間程度休ませてください。)
④俵型に成形し、表面に卵黄を塗ります。オーブントースターで焼き色がつくまで焼きます。
*さつま芋をかぼちゃに変更する事でカロリーが抑えられます。かぼちゃの自然な甘みで、カロリーがきになる‥という方におすすめレシピです。ぜひお試しください
